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 光は海藻や海草のごはん

  私たちが毎日カロリー源として食べでいるコメは、イネという植物が光合成を営んで太陽光を閉じこめた「太陽エネルギーの詰まったカプセル」です。イネ、その他の植物は太陽光を吸収して、自分がつくった有機物を直接カロリー源にしています。

 つまり、海藻や海草などの植物にとっても、太陽光は私たちが毎日食べている「ごはん」と同じなのですね。海藻は緑一色ではなく、非常にカラフルですが、それは海中という世界で「ごはん」になる光を求めながら暮らす海藻たちの「生活の知恵」なのです。太陽光は虹の7色で代表されるさまざまな色の光の集まったものですが、その中の赤い光は最も水に吸収されやすく、紫や青色の光は水の分子や水中の粒子(汚れやプランクトン)にあたって散りやすい(このため海は青く見える)ため、緑色の光がいちばん弱らずに深い所に届きます。水深5メートル位でも、太陽光はほとんど緑色になっているので、深い所では、緑色の光をよく吸収できる赤い色素を含んだ海藻でなければ、十分に太陽光を利用して生きて行くことができないのです。これが、美しい紅色をした種類が深い所に生えている理由です。反対に、鮮やかな緑色をした種類は赤い色素を含んでいないので、浅いところでしか暮らせないのです。浅い所には、紅藻類の海藻だけれど、まっ黒に見えるアサクサノリの仲間なども生えでいます。黒い色をしたものは白色の光をほとんど全部吸収してしまいます。白色のままの太陽光が届く浅いところでは、黒い色をしているほうが、太陽光を利用しやく、生きてゆくのに都合がいいのですね。

海藻がいろいろな色をして、海中に届く太陽光という「ごはん」を食べて生きているということがわかると、海の水をできるだけきれいにして、光が通りやすいようにしなればいけないと誰もが思うでしょう。


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